空気って不思議だね。
夫婦ゲンカしたら、険悪な
空気が漂うじゃない、
KYの人だってわかるくらい
不穏な空気が流れる。
目に見えないものをなかなか
受け入れないぼくたちでも、
この不穏な、いやーな空気は
察知できる(・・;)
空気って、空気感ってのと、
空気質ってのがあってね、
不穏な感じは、空気感、
もう一つの空気質ってのが、
なかなか、察知できないんだ。
なぜ、察知できないかっていうと、
人間にはいろんな
能力があるんだけど、その能力
の中に、
順応、適応能力ってのがある。
この能力は、素晴らしい能力
なんだけど、
やっかいなことが起きた。
ぼくらの居場所はもともと
地球空間だよね。
この大空間が居場所だった。
そりゃそうだ。
その大空間を、仕切ることにしたんだ。
そう、壁をつくったんだね。
なんで、壁が必要になったのか?・・・
それは、わかったら困ることが出来たんだ。
ここで間違えたくないのは、
雨風をしのぐために、屋根をつけた、
外敵から身を守るために、柵をつけた。
そういうことではなくて、
壁をつくったんだ。
そうやって出来た空間が家であったり、
事務所であったり、お店や学校など
あらゆる空間になっていった。
壁をつくることで、いろんなことが
隠せるようになった。
人に見せたくないもの、
聞かせたくないもの、
ところが、その反面、
辛いこともできたんだね。
人の心や、思いや、感覚が、
シャットアウトされたから、
わかんなくなった。
それまで通じていたことや、
感じていたこと、同じ感覚でいられたことを
拒絶したぼくたち人間は、
疑心暗鬼になり、不安がつのる、
辛い空間になっていった。
壁という漢字の右上に
辛と入ってるのは
このためだとぼくは思ってる。
そう、話を戻すと、壁をつくって、辛く
なった上に、大量に空間をつくる必要の
あった高度成長期やバブル経済期などで、
とにかく早く大量につくり、早く大量に
施工できるものが必要で、出来て普及
していったのがビニールクロスなんだ。
どんどん印刷しまくって、どんどん
ロールにして出荷し、自動糊付け機で
糊(のり)をつけて、
どんどん壁を埋め尽くした。
ビニールクロスは、壁以外に天井にも
貼られまくり、空間は呼吸の出来ない
空間が完成された。
なんで呼吸が出来ないことがダメなのか
っていうと、皮膚なら皮膚呼吸って
言って、よくテレビ番組なんかで、
体にペンキ塗って、30分かなんかしか
もたないからっていう場面あるでしょ。
それくらい、ヤバイってこと。
服でもそうでしょう、例えば雨が降れば
小さい頃なら雨合羽でも着たかもしれ
ないけど、それでも体が蒸せて、家に
帰って来て脱いだ時のあの爽快感!
壁や天井や床だって、呼吸を止めてしま
ったら、空間は蒸せるし、カビが生える。
最近はエアコンや空気清浄機があるから
いいじゃないか!って言う人もいるけど、
もう一度、地球空間、大空間の空気を
吸ってみて!
きっと、ぼくが言ってることが
わかるはず。
ぜんぜん空気感も空気質も違うよ。
機械に地球空間の空気はつくれない!
はがれにくくするために、糊(のり)と
言う名の接着剤を強力にして、
はがれないようにしてそのかわり、
印刷技術を発展させ、
見かけやお手入(拭けるとか、汚れが付き
にくいとか)しやすいとか、メリットを
強調して、人々は納得していった。
その接着剤の臭いや化学物質は、ぼくの
ようにセンサーがONになっていて、
察知してしまう人にはすぐわかる。要は
順応・適応力に欠けているとも言うが、
そんなぼくは、化学物質が基準値で
安全だとか、うんぬんかんぬん言われても
身体が反応してしまうのだ。
こういうのを悪い空気質というんです。
つまり、空気の質がとても人間が過ごせる
空気では全くない!ってこと。
空気感はわかるけど、順応能力の高い
人間は、空気質を見逃しているだよね。
だから、地球の空気、もともといたその
空気に近い状態にすることが、とてつもなく
大事だということ。それに戻していくと、
今まで、こんな空気質の空間によく居れた
なぁと感心するだろう。
地球空間の空気に戻すためにつくられた
のが塗り壁なんだ。
次回は、その塗り壁のお話をします。
羽柴良洋の著書
あなたの心を塗り替え隊公式LINE@
あなたに毎朝言葉を贈ります(^^)
イラストは、
https://www.irasutoya.com/
より使わせていただきました。