【お盆の由来】

お盆の由来って知ってますか?

 

私はその意味を聞いて感動しました。

今は、お盆というと、

 

①お盆休み

②お墓参り

③先祖供養

④先祖の霊が帰ってくる

 

そんなところでしょうか?

日本はもっぱら、里帰りとか、

連休しか思い浮かばないのではないでしょうか。

 

お盆はもともと、

盂蘭盆と言って、それには意味があります。

 

インドの言葉、サンスクリット語で、

「ウラバンナ」と言って、

「逆さ吊り」という意味なんです。

 

お釈迦さまの十大弟子の一人、

目連尊者は神通力の第一人者で、

自分のお母さんが、亡くなってどこにいるのかを

確かめたのです。

 

あんなに優しく、素晴らしい母は、きっと

極楽浄土にいるに違いない・・・

 

そう思っていました。

 

ところが、目連尊者の母は、なんと、

餓鬼の世界にいたのです。

 

逆さ吊りにされて苦しんでいる母の姿を見て、

「なぜ?」「どうして?」という思いでいっぱいに

なったことでしょう。

 

母は、目連尊者のことを可愛がるあまり、

我が子だけが幸せになって欲しいという

餓鬼の心になっていたのです。

 

その心のままに落ちていった母を知った目連は

なんとか、母親を助けたいとお釈迦さまに

尋ねるのです。

 

一時だけ、その苦しみから逃れられる、

そして、極楽浄土に帰ることのできる術を

お釈迦さまがつくってくださったのが

盂蘭盆、お盆の始まりです。

 

人は、最愛の人が苦しむのをなんとか

したいと思うのは当たり前かもしれません。

 

でも、なんとかする術はなかった・・・

 

それに、人間界にいると、

あんなに優しく、素晴らしい母が、

なぜ、苦しみの世界に陥っていくのだと思う

のだけど、人間の基準と、心の世界、

仏様の世界、宇宙の理とが、あまりにも一致

していないことにも注目できます。

 

これも、方便と言って、

浅はかな人間に気づかせるために一つなのです。

 

私たちが想像する以上に、

 

私たちの心を、

 

私たちはわかっていないのですね。

 

 

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