「無邪気」になる時って、
童心にかえってる。
生まれた時は、何の欲もなく、
ただただ、この世に生まれ落ちた。
「初乳房含むや欲の始めかな」
と言って、母親のおっぱいを吸うことが、
欲の始まり、煩悩の始まり、
やがて、暮らす環境によって、
いろんな知識や習慣が身につき始める。
欲がなければ、生きていかれない・・・
もちろん、欲は必要。
○○したい、という気持ちがなければ、
人間らしくもなくなるからね。
しかし、貪欲は瞋恚(しんに)となり、
愚痴(ぐち)となる。
むさぼるような欲とは、
そこまでするか!と思うような言動、
怒りや憎しみをかきたて、
自然界のバランスを崩し、
結局、自分にまわってくる。
とても苦しいものとなる。
そうならないためにも、
「無邪気」になる場面を
つくると、とても楽になるよ。
邪気を捨てると、心から笑える、
夢中になれる、無心になれる・・・
人間が生きて行くことは、
知らず知らずのうちに、こうした
三毒の煩悩(貪欲・瞋恚・愚痴)の世界に
陥っていくこととも言える。
だから、それをいちいち悩むことはない。
悩まずとも、訪れることだから、
受け止めて、洗い流す。
わたしは、「塗り壁体験」を
無邪気になれる場面だと気づき、
これからもあちこちで開催できるように
と思っている。
体験・体感こそすべて・・・
7月岐阜でも開催できそうです。
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